2006年 10月 06日
IF.インフォメーション
10月6日熊本城観月会 熊本城本丸 18:00~
10月7日個人別荘 16:00~ 国分寺 18:30~
10月9日人吉おくんち祭り 青井神社 18:30~19:30
10月10日月出小学校 11:00~12:30
10月13日吉野中学校 12:00~12:40
10月14日アートプレックス 東雲座ライブ 上通りびぷれす18:00~18:45、
現代美術館19:00~19:30
10月16日新開大神宮 秋の例大祭ご奉納 10:00~
10月16日~18日東京 オーラJリハーサル
10月19日茨城県下妻市民会館 羽衣公演 14:00~
つづく
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by koto-izumi
| 2006-10-06 09:17
2006年 10月 06日
羽衣ワークショップ6 ~神社巡りその四~
ここは、出雲神社が建った時代より更に古く、お社の構造が大社造りの原型を見ることができ、国の重要文化財に指定されています。同じ大社造りでも、構造を見ると、なぜ出雲大社があのように伊勢神宮はじめ他の神社と違う造りなのか、よく理解できます。
階段が右にあるのは、正面中央にまっすぐな大きな太い柱がドーンと立っているために、中央に階段を設けることができないためです。床は高床式になっており、8本の大きな柱がお社を支えています。本殿、内殿、古代心の御柱の一部が国宝、日本最古の建築様式として、現存する最古の姿を保っています。御祭神はイザナミ大神、イザナギ大神です。商業的な感じの全くしない、素朴な凛とした神社でした。
その後、松江城に遊びに行きました。場内にも松平方の神社がありました。夜は、お城を取り巻くお堀のまわりを手作りの灯篭でともし、屋台も出て楽しい雰囲気でした。~出雲神社巡り完~
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by koto-izumi
| 2006-10-06 08:59
2006年 10月 01日
羽衣ワークショップ5 ~神社巡り その三~
先ほど訪ねた八重垣神社もそうですが、この松江界隈の文化は、もともと山の方に十数kmほど入ったところにある熊野神社が中心地だったそうです。神社に渡る橋の上から見える小川の流れや彼岸花に、昔から変わらぬのどかな風景が満喫できます。
ここの御神体は正面にスサノオの尊、左に母君のイザナミの尊、右に妻の稲田姫をお祭りしてあり、夫から妻にプレゼントされたといわれのある丸い櫛がお土産になっています。カップルで来られた方は、男性からこの櫛をプレゼントされたら、それは間違いなくプロポーズの意味ですよ。逆にもしもらえなかったら、あんまり気が無いかも。
もうひとつ、ここには鑽火殿(さんかでん)という茅葺きの簡素な造りですが重要な拝殿があります。スサノオ大神が檜の臼と卯木(うつぎ)の杵で火を鑽り出す方法を教えられたと伝えられ、日本火出社とも言われるそうです。毎年15日の鑽火祭は古来からのしきたりで、出雲国造(大社)からここまで神器を拝戴するために参向されるそうです。つづく
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by koto-izumi
| 2006-10-01 19:40
2006年 09月 27日
羽衣ワークショップ4 ~神社巡り その弐~
八雲立つ、出雲八重垣妻籠に八重垣つくる
その八重垣を
と詠んだ詩の碑で知られる八重垣神社。ここはまた縁結びで人気のある所です。神社に残る絵の中で最古の、平安時代に描かれたスサノオの命と稲田姫と天照大神の絵が重要文化財として展示されています。奥に進むと鏡が池があり、紙に乗せたコインの沈み方で恋の行方が占えるというので、若い女性が絶え間なく紙を浮かべていました。つづく
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by koto-izumi
| 2006-09-27 10:31
2006年 09月 26日
羽衣ワークショップ3 ~神社巡り~
まず、鳥取県の名和にある名和神社。ここは後醍醐天皇を隠岐の島から助け出した名和長年を祭り、全国の南朝方十五社のうちの貴重な一社となっています。ちなみに私の住む熊本では菊池神社と八代神社の二社がその仲間です。ご年輩の品の良い宮司さんは19代目の子孫にあたられる方でした。後醍醐天皇を匿おうとした船上山を背に、隠岐島に向かって並んだ名和一族の石塔はなぜか人の優しさを伝え、想いは永遠に受け継がれることを知らされました。つづく
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by koto-izumi
| 2006-09-26 19:45