お箏とともに成長しています

これまでに、お箏を通していろんなご縁がありました。
子供たちとの出会いもまた、私にとって大切なものです。お箏を通して子供が人格形成をして行く様子を何度も経験させてもらいました。
KAZUちゃんは小学校4年の時にうちに来ました。幼稚園からピアノが上手でしたが、お母さんがお箏の先生で、友達の私に預けられました。とても素直でいい子でしたが、体が弱く、口数の少ない女の子でした。高校生になってコンクールなどの経験を経て、にこやかに自分から何でも話してくれるようになり、豊かな自己表現ができるようになり、急激に成長しました。、某音楽大学邦楽科の特待生として大学でも後輩からも慕われて、先生方にも大変可愛がられています。大学3年生の今年9月15日、彼女はお母さんとあの八千代座の舞台で親子リサイタルを開き、立派な演奏をして、大成功をおさめました。c0085539_1391754.jpg
またAちゃんは、福岡に住む私の箏の友人の生徒さんですが、中学になってすぐに登校拒否の状態が続き、周りの方々も随分心痛めていましたが、学校にいっていない間もお箏だけは続けていて、中学1年のときに受けた初めての子供邦楽コンクールで、見事第1位に輝きました。2年生になってもその状態は続いていましたが、夏休みあけてからあるきっかけで復学し、今年無事高校に入学し、毎日学校が楽しいというまでになりました。その間の苦しみも今は、簡単に周りの友達に「私は中学の時、登校拒否児だったのよ」と明るく話せるようになりました。3年ぶりに高校生のコンクールを7月31日に岡山で受けました。惜しくも入賞は逃しましたが、それよりも遥かに大事なことをこの3年間で掴んだでしょう。指導する友人のお箏の先生の肩に、一人の人生が掛かっていた時、私も微力ながら支えてきた一人として、電話から聴こえてくるAちゃんの元気な笑い声に、箏が彼女を成長させてくれたことをあらためて感じました。
by koto-izumi | 2007-10-21 13:09

琴・藤川いずみのブログ


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