地震日記⑻ 4月18日 「情報」

危機的な3日間を脱して、ようやくスーパーでものが買えるようになってきました。
冷蔵庫も底をついたので、食料品をゲット!買い物は日常生活に戻れる第一歩。

昨日の時点では、店頭で販売できるものだけを売っている所が道路沿いにちらほら・・・
おにぎりとか、お菓子、バナナ、イチゴ、缶詰、水(一人2本まで)など、普段より安い値段です。困っている人たちのためにと、販売する人達も一生懸命で、それは本当に助かりました。
運転中に、「水、パンあります」と書いた段ボール紙を持って立ってる人を見かけると・・・
店頭販売を見つけるたびに、車をUターン。
買える個数に制限があるので、数か所で買い集めて、親戚や友人宅に届けました。
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ライフラインが完全に復旧するまでには、何日かかるかわからない。
そんな中、LINEに入る「拡散希望」の情報。
水道使用可能時間、とか、入浴可能情報、レシートはとっておいた方がいい、とか…

お風呂に入りたい限界のときに、銭湯組合の入浴可能場所情報が回ってきたので、私も拡散しました。
反省は、実際そこへ行くと、行列でかなり並ばなければ入れないとか、受け手側として、もう一歩突っ込んで情報を吟味する、心の余裕も必要でした。   (銭湯の行列)
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「拡散情報」に関しては、役に立つこともありますが、一方でその情報が本当なのか、よく分からないままに、安易に拡散するのも考えた方がよいと思いました。
故意ではなく、出された情報が古くて、刻々変わる実情と合わないとか、よく確認したら間違いだったとかもありましたから…

また、災害に乗じているのか、英文で知人の名前を使った偽メールがパソコンに入って、マドリッドで盗難にあって、ホテルで足止めされているから助けて欲しい、と来たりしました。
人を助けなきゃ、と思っている心境に入り込んでくるのかわかりませんが、こんな時にこそ、情報に惑わされることがないような冷静な目と耳が必要だと感じました。
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(KKT「スッキリ」より)

信頼がおける仲間や家族など、数人のグループでの、ショートメールやLINE、ツイッターなどで情報交換することは、災害時にはきわめて有効ですね。
私も実家の家族とつながっていたので、安否確認から、避難情報、水、食料など、その時々で必要な情報が得られ、何よりも「つながっている安心感」で、困難を切り抜ける精神的な支えになりました。
特に良かったのは、グループのなかに、宮崎や川崎など、熊本から離れた場所に住んでいる甥がいて、冷静で客観的な情報を送って司令塔になってくれたことでした。
被災していると、テレビが見れないから状況把握ができなくて、携帯にニュースのアドレスを即くれたのは、校庭に避難していたとき本当に助けになりました。

by koto-izumi | 2016-04-18 23:52 | くまもと 城下町復興募金  

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