2011年 11月 16日
放牛地蔵のある風景 〜松尾東地区
「放牛」というお坊さんが子どもの頃に、侍に理不尽に殺されたことを苦悩の末乗り越えて、熊本県内に100体あまりの自ら手彫りのお地蔵さんを置いて廻ったという江戸時代に本当にあった話なのです。
11月16日、芸術文化出張講座で松尾東小学校に学校公演でこの話をしましたが、その帰りに亜依さんが「近くにあるから」と探して見つけました。
石を彫るって、大変なことだったでしょう。
消えかかった文字の彫り跡に、確かに「放牛」とありました。
お話を聴くだけでなく、実際に見ると感慨深いものがあり、放牛さんの想いが伝わってくるようでした。
藤川いずみ
Izumi Fujikawa
by koto-izumi
| 2011-11-16 22:26
| KOTOトコトコ日記