2010年 08月 14日
高度経済成長期のとある一家の一日
なつかしの昭和アーカイブス 第一弾
「高度経済成長期のとある一家の一日」という台本を書きました。
今日からそのリハーサルが。
『古城堀端あそびかい』とは、古き良きお座敷文化の保存と継承を目的に・・・というと、小むずかしいですが、熊本に残る最後の芸者あや子姐さんを軸に、年に一度、年忘れに、気軽にお座敷にあそびに行きましょう、という会です。
「あや子の会」として、10年近く重ねてきましたが、今年から一般に広がりを持って、みなさんにこういう楽しみ方もあると、知っていただくように、名称も内容もリニューアルしてプロデュースしています。
築地先生は、金春流のお能のシテを務められる方ですが、風姿会という演劇も主宰されている役者さんでもあります。この会の最初は築地先生のお仕舞で幕が開き、〆は『秘伝・七不思議』と10年間変わらぬ定番。
この写真は、昭和のテレビで当時人気を博した岸恵子が演じた『君の名は』の名シーン。
ハンカチはマチコ巻といって、頭に巻いたマフラーの代わり。ちなみにセリフは無し。
いきなりヒロイン役になりきっている彼女を見て、思わずブッ!
自分で台本を書いたのに、実際にみんなやり出すと、ガハハハ・・・!
アーカイブスの冒頭のシーンはチンドン屋が登場、これも東雲座が担当。
このなかで出て来る兄弟役の田中さんと服部さんお二人。
プロレスごっこで、ただいま力道山とミスター・アトミックの反則技を研究中。
ビール瓶のフタを覆面に入れて、頭突き。力道山のデコから流血・・・!?
今回、この会では、『肥後狂言』として、田中秀美さん(金春流・風姿会)と服部和洋さん(狂言)が『加藤清正公のトラ退治』を演じてくれることになりました。
ご案内役は、小出史さん。このアーカイブスの中では、ニュースのアナウンサー(元NHK熊本/熊本朝日放送)役として本物で登場します。
さて、どうなることやら・・・。
by koto-izumi
| 2010-08-14 11:42
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